細菌によって起こる性病

日本で最も患者数が多いと言われる性感染症、性器クラミジア感染症の原因となるのがクラミジア・トラコマチスと呼ばれる細菌です。この病気は男女共に症状が出にくいのが特徴で、気づかないままに他の人に移してしまうこともあるので注意が必要です。四大性病の一つである梅毒も、梅毒トレポネーマという細菌の感染によって引き起こされます。梅毒は症状が進行すると命が危険に及ぶこともありますが、現代日本でそこまで進むことはまず無いでしょう。

ウイルスによる性感染症

ウイルスが原因で発症する性感染症の代表格が尖圭コンジローマです。ヒトパピローマウイルスによって引き起こされるもので、性器の周辺にイボが生じます。再発率が高いのが特徴で、一度取り除いても、またイボが出てきてしまうことが多いです。単純ヘルペスウイルスの感染で発症するのが性器ヘルペスで、水疱ができたりそれが破れて痛みが生じたりします。治療には抗ヘルペスウイルス内服薬が用いられますが、軽症の場合は軟膏を塗る場合もあります。

寄生虫によって起こる性病

寄生虫が原因で生じる性病で特にポピュラーなのが毛じらみ症です。その名の通り、ケジラミという昆虫が陰毛に寄生することで発症し、強い痒みが生じます。なお、ケジラミは毛が無いと棲めないので、陰毛を剃ってしまえば治ります。一方、ヒゼンダニの寄生で引き起こされるのが疥癬で、こちらも非常に痒みが強いです。なお、性的接触が無くても感染することがあり、例えば高齢者を介護していたら感染したケースもあります。治療には軟膏が用いられます。

性病は正式には性感染症といい性的接触によって感染する病気です。この中には10種類以上の病気がありますが、代表的なものにエイズ・梅毒・淋病などがあります。